日本国内からICOなどに参加する場合、日本円を取引所に入金しビットコインやイーサリアムなどの通貨を購入する必要があります。その際に、いがいと馬鹿にできないのが決済時や入手金時などにかかる各種手数料です。
手数料は購入する金額が大きくなるにしたがって増加しますので、仮想通貨で儲かって投資金額が増えてきたら取引所を見直すことも一つ有効な方法になります。実際、利用する取引所を変えるだけで、数百万円単位の手数料を削減することができます。
数百万円削減できのであれば、取引所の一つや二つ作るのなんて大した労力ではないですよね?
今回は決済手数料の安さをメインにして、それ以外の加点要素も加味した最もお得な国内仮想通貨取引所をランキングにしましたので是非チェックしてみてくださいね!
目次
手数料の安い国内仮想通貨取引所ランキングベスト5
国内の取引所が増えて各社しのぎを削っています。そのなかで手数料の安さを売りにしている取引所も出てきました!お得なベスト5をご紹介していますので、要チェックですよ。
1位 bitbank(ビットバンク)
日本円の入金手数料や取引所内での決済手数料、スプレッドなどを考慮すると、トータルで最も手数料がやすくなるのがbitbank(ビットバンク)です。ビットバンクは定期的にキャンペーンを行なっており、現在は2018年6月30日限定で、トレード手数料が無料にて利用可能です。これは非常にでかいですね。
それいがいにも、bitbank(ビットバンク)が優れている点はありまして、たとえば取り扱っている6通貨(BTC、XRP、ETH、LTC、MONA、BCH)がすべて販売所ではなく取引所でトレードできるてんです。これは地味にいいですね。ちなみに、取引所と販売所の違いは、取引所は売値と買値をトレーダー同士が決めて売買していくトレード方法になります。販売所は、取引所が決めた価格(基本的にすこし割高)でトレーダーは購入するかどうかを決めて仮想通貨を購入する方法になります。
取引所としては、より利益の取りやすい販売所でたくさん売っていきたいわけなので、取引所でかえる通貨は1種類だけで、あとのアルトコインは販売所でこうにゅうしてね!というところがありますが、bitbank(ビットバンク)はそうではないのがいいですね。この辺が非常に利用者の立場にたって運営されていると感じます。
今非常に利用者も増えているbitbank(ビットバンク)の口座は今後必須の取引所になっていくのではないかと個人的には感じます。解説がまだの方は是非早めに登録されることをおすすめ致します。取引所を利用できるようになるには、登録手続きをしてから数日~長いと2週間程度かかることが一般的で、今使いたい!というときに口座がないことで機会損失をすることもありますからね。
⇒ https://bitbank.cc/
2位 BITPOINT(ビットポイント)
bitbank(ビットバンク)、の次におすすめなのがBITPOINT(ビットポインと)です。取り扱い仮想通貨は、主要なBTC、ETH、XRP、LTC、BCHで、これらがすべて取引所で購入できるという点が評価されます。また、送金手数料、決済手数料も基本すべて常時無料というのもすばらしいです。
bitbank(ビットバンク)はキャンペーンを行っていますが、キャンペーンがなければ手数料としてはもっともお得なのがBITPOINT(ビットポインと)かもしれません。ただ、手数料は確かに安いのですが、知名度と利用者がビットバンクや他の大手取引所に比べて少なく取り扱いボリュームが少ないためまとまった金額を購入する場合にはあまり向かない取引所といえます。
せっかく手数料が安くてお得だ!と思っていても、取引所で仮想通貨が買いたいレートで買えなければ意味がありませんからね。仮想通貨のボラティリティは非常に大きく、1日といわず数時間で数%~10%近く下落することもよくあります。手巣量を節約することを意識したことで、結局買いたい金額で購入できなければ本末転倒ですからその点を考慮して2位とさせていただきました。
ただ、BITPOINT(ビットポインと)のいいところは手数料がやすいだけじゃない点です。優秀なFXトレードツールであるMT4も導入するなど、日々のトレードがしやすい環境を用意してくれてる点も評価できますね。今後利用者が増加したときに化ける取引所の一つといえます。
⇒ https://www.bitpoint.co.jp/
3位 GMOコイン
bitbank(ビットバンク)、BITPOINT(ビットポインと)の次にトータルの手数料が安くておすすめなのが、GMOコインです。GMOコインは後発の取引所ということもあり、トレードに関わる手数料は基本無料を打ち出し利用者を増やしています。
また、なんといっても運営母体が一部上場企業のGMOインターネットなので、資金力があり初期投資を積極的に行っている印象があります。また、GMOはもともとFXトレードで取扱高ナンバーワンなので、手数料が安いだけではなく、管理画面も使いやすくおすすめです。日本円の入金手段も、銀行振り込みだけでなく、ATMから振り込めるparyeasyからもできますし、この点はさすがグループ会社に決済代行をメインにしているGMOペイメントゲートウェイがあるだけありますね。
こういった細かい気配りはさすがGMOといった感じです。
ただ、あえて問題点をあげるとすると、取引所がないことですね。ビットバンクは取り扱い銘柄すべて取引所で購入可能なのですが、GMOはすべてのコインが販売所での購入になります。販売所は基本的に取引所での購入よりも割高になることが多く、場合によっては他の手数料無料のうまみが減ってしまう可能性もあります。この点はGMOコインのデメリットといえるのではないでしょうか。
GMOはマイニング事業も開始するなど、仮想通貨にいち早く目をつけているため、取引所の利用者増加のために、今後さまざまな施策を打っていく可能性もあります。繰り返しになりますが、管理画面の使いやすさはやっぱり流石ですからね!そういった意味で、今後注目の取引所ではないかと思います。
⇒ https://coin.z.com/jp/
4位 Zaif(ザイフ)
続いては老舗取引所のZaif(ザイフ)です。Zaifの特徴は、手数料が安いにも関わらず取り扱い通貨の数が多い(16種類)という点です。また、決済手数料が無料の下のマイナスになること。
Zaifでトレードをすればするほどお金が増えるというわけのわからないことになっています。当然、トレード自体でのマイナスが大きければ相殺されてしまいますが、それは他の取引所も同じことです。取引手数料に関しては文句ありませんね。
また、すべての通貨が取引所で購入することができますのでこれも大きいポイントといえます。Zaifユーザーだからではないですが、Zaifは基本的にユーザーファーストの姿勢を常に崩さず世界基準の取引所を意識して運営されているように思います。海外の取引所では決済手数料がやすいのはあたりまえですし、基本販売所ではなく取引所で購入することができます。逆に日本の取引所の手数料は高すぎます。
その点をZaifはただそうとという理念を非常につよく感じま。
ただ、そんなZaifにも欠点があり、人気取引所の宿命であるのですがサイトにアクセスが集中しすぎると重くなったり場合によってはサーバーダウンしたりすることがあります。そのタイミングで売買を行っていると、売りたい価格で売り抜けられない。ということにもつながるので、ここがネックといえそうです。
ただそうはいっても老舗取引所の一つですから、いざというときのために開設しておくのがいいですね。
⇒ https://zaif.jp/
5位 QUOINEX(コインエクスチェンジ)
5位はグローバル展開を目指しているQUOINEX(コインエクスチェンジ)です。特徴は、日本円だけでなく、海外の法定通貨での取引にも対応している点です。もちろん、手数料は安く、取り扱い通貨も主要5通貨を扱っています。
日本円の入金方法は、GMOコインよりも多い3つが用意されており、銀行振込、pasyeasy、コンビニがあります。コンビニから入金する場合は上限が10万円までとなりますので、数百万以上の資金を運用したい方には意味がありませんが、小口の投資家には便利ですね。
また、資本金は国内取引所としては上位の20億円と安定した基盤のもと運営されているという点も評価は高いです。今後日本以外に世界で利用されてくれば、流動性も高まり手数料の引き下げや利用可能な通貨も増えていくでしょう。
今後注目の取引所といえます。
⇒ https://ja.quoinex.com/
国内仮想通貨取引所手数料一覧
国内仮想通貨取引所で通貨を購入する場合、以下の3つの手数料がかかります。各手数料を取引所ごとに一覧にしていますので是非参考にしてくださいね。
・売買手数料
・外部取引所への送金手数料
入出金手数料一覧
取引所名 | 入金手数料 | 出金手数料 | クイック入金手数料 |
ビットバンク | 無料(振込手数料負担) | 無料(振込手数料負担) | なし |
GMOコイン | 無料(振込手数料負担) | 無料 | 無料 |
BITPOINT | 無料(振込手数料負担) | 無料(振込手数料負担) | 無料 |
Zaif | 無料(振込手数料負担) | 350円~756円 | 486円~594円 |
bitFlyer | 無料(振込手数料負担) | 216円~756円 | 324円 |
DMM Bitcoin |
無料(振込手数料負担) | 無料 | 無料 |
QUOINEX | 無料(振込手数料負担) | 500円 | なし |
coincheck | 無料(振込手数料負担) | 400円 | 756円~1000円以上 |
BitTreade | 無料(振込手数料負担) | 648円 | なし |
売買手数料とスプレッド(購入価格と売却価格の差のこと)
国内取引所のビットコイントレードの手数料とスプレッドの比較
取引所名 | ビットコイン取引手数料 | ビットコイン販売所スプレッド |
ビットバンク | 0% 2018年6月30日まで無料キャンペーン中 |
取引所のみ |
GMOコイン | 販売所のみ | 約1%~2% |
BITPOINT | 無料 | 約2% |
Zaif | -0.01%~-0.05% | 約3%~4% |
bitFlyer | bitflyer LightningによるBTCトレード 0.01%~0.015% |
約2.5% |
DMM Bitcoin |
販売所のみ | 約2% |
QUOINEX | 無料 | 取引所のみ |
coincheck | 無料 | 約3% |
BitTreade | 0.2% | 約4% |
国内取引所のアルトコイントレードの手数料とスプレッドの比較
取引所名 | アルトコイン取引手数料 | アルトコイン販売所スプレッド |
ビットバンク | 無料 (BTC、XRP、ETH、LTC、MONA、BCH) 2018年6月30日無料キャンペーン中 |
取引所のみ |
GMOコイン | 取引所のみ | 約2~3% (ETH、BCH、LTC、XRP) |
BITPOINT | 無料 (ETH、BCH、LTC、XRP) |
約2~3% (ETH、BCH、LTC、XRP) |
Zaif | maker手数料0%、taker手数料0.1% | 0.1%(NEM、MONA)、MONA5% |
bitFlyer | bitflyer Lightningによる ETH/BCHトレード0.2% |
約3~5% (ETH、ETC、LTC、BCH、MONA) |
DMM Bitcoin |
販売所のみ | 約2~3% (ETH) |
QUOINEX | 無料 (ETH、BCH、QASH) |
取引所のみ |
coincheck | 無料 (NEM、XRPほか13種類) |
約2~3% (NEM、XRPほか13種類) |
BitTreade | maker手数料0.2~0.3% taker手数料0.2~0.7% |
0.2~0.7% |
外部取引所への送金手数料
取引所名 | 送金手数料 |
ビットバンク | 0.001BTC(約800円) |
GMOコイン | 無料 |
BITPOINT | 無料 |
Zaif | 0.0001BTC以上選択可(約80円) |
bitFlyer | 0.0004BTC(約320円) |
DMM Bitcoin |
0.0008BTC(約640円) |
QUOINEX | 無料 |
coincheck | 0.001BTC(約800円) |
BitTreade | 0.001BTC(約800円) |
まとめ:国内仮想通貨取引所の手数料が低い順ランキングベスト5
今回は国内仮想通貨取引所の手数料が低いものを基本としてランキングをご紹介しました。ランキングをみていただれば分かりますが、大手取引所であるビットフライヤーはランクインしていません。
なぜなら、ビットフライヤーは知名度も利用者も国内ナンバーワンなので、無理に手数料を引き下げる必要がないからです。ただ、後発組も同じ方法をとれるかといったらそれは話が別なので、大手がやっていないことで差別化していくしかありません。
今回1位でご紹介した bitbank(ビットバンク)なかも、その戦略をとっていますよね。
今後国内取引所には、SBIやyahoo、LINE、エイベックスなどの大手一流企業が参入することを発表しています。他業種ですでに成功している巨人が取引所に参入したらまた面白いことになりそうですね。
手数料も更新されていくでしょうか、そのつど情報を更新していきますので是非チェックしてみてくださいね!