「ビットコイン・仮想通貨」という言葉は、2018年に入りよく耳にするようになった方も多いと思います。
仮想通貨は現在、世界中で普及しており、法定通貨である「円」「ドル」よりも人気がある通貨であるともいえるでしょう。
大流行中の仮想通貨ですが、投資の側面を持っていることやインターネットを介した通貨であることから危険も存在します。
ですが、仮想通貨の危険性には全て「対処法」が存在します!
仮想通貨の危険性と、それに伴う対処法をご紹介していきましょう!
ハッキング・盗難される可能性がある?
仮想通貨は「インターネット上の通貨」です。
そのため、常にハッカーから狙われているといっても過言ではないでしょう。
実際に大手取引所から仮想通貨が盗まれる事件も発生しました。
2014年・マウントゴックス社のビットコイン盗難事件
2013年に大手仮想通貨取引所の1つであったマウントゴックス社からビットコインが盗難される事件が起きました。
マウントゴックス社からビットコインは114億円も盗難されたと発表されています。
参考:日本経済新聞 マウントゴックス破綻 ビットコイン114億円消失
2013年12月には1BTC=14万円代まで価格上昇をみせたビットコインはマウントゴックス社の事件を受けて2014年3月には1BTC=6万円代に価格を下落させました。
ですが、2018年2月19日のビットコインの価格は1BTC=115万円です。
ビットコインは短期的にみると、下落と上昇を繰り返していますが、長期的にみると右肩上がりで価格は上昇しています。
仮想通貨は長期的にみると、経済や取引所の失態に左右されない通貨であるといえます。
2018年・coincheckのネム盗難事件
記憶にも新しい「coincheckのネム盗難事件」。
2018年1月26日にcoincheckから580億年分ものネムがハッカーによって盗難されました。
参考:日本経済新聞 コインチェック580億円分流出 顧客資産返せぬ恐れ
coincheckからネムが盗難された事件は、マウントゴックス社からビットコインが盗難された事件より被害は多大です。
取引所でネムを取り扱っていたユーザーには日本円で返金することを発表していますが、具体的な日にちは不明(2018年2月21日現在)。
この盗難は仮想通貨ネムに欠陥があったのではなく、取引所coincheckの管理が甘かったことが指摘され、国から業務改善命令を受けています。
マウントゴックス社とcoincheckの事件を受けて仮想通貨の購入をためらわれている方も多いでしょう。
盗難されないための方法!
仮想通貨を安全に保つためには「ウォレット」の種類が重要です。
ウォレットとは「仮想通貨の財布」を指します。
ウォレットには「ウェブウォレット」「ペーパーウォレット」「ソフトウェアウォレット」「ハードウェアウォレット」があります。
この中でも特におすすめのウォレットは、ハードウェアウォレットです。
ウォレットをパソコンではなく専用の端末に保管する方法です。
積極的に売買してい方には向いていませんが、ハードウェアウォレットのセキュリティはインターネットを介していない分、ハッカーに盗難される危険性がありませんよ!
→仮想通貨はハードウォレットで管理して、自分でハッカーから守ろう!
価格変動が大きいからリスクが高い?
仮想通貨の先駆けであるビットコインは2009年に誕生しました。
仮想通貨は誕生してから2018年で9年経ったことになります。
まだまだ誕生して歴史が浅いこともあり、仮想通貨の価格変動が激しいことは事実です。
1日に10%以上の変動もある
仮想通貨は1日に10%以上もの価格変動が起きる場合があります。
株式の投資では1日に5%動くことでさえよくあることではありません。
仮想通貨は株式と比べても、変動が大きい市場であることがわかります。
1日で10%以上価格が変動することが珍しくないため、1か月で2倍の価格で変動していることもあります。
2倍上昇していることもあれば、2倍下落していることもあります。
仮想通貨は「投資」という一面もあるため、損する可能性もあることを覚えておく必要があります。
価格変動に左右されないための方法!
仮想通貨は1日に大きく価格変動がある投資です。
ビットコインの価格も短期的にみると上昇と下落を繰り返しています。
ですが、長期的にみるとビットコインの価格は2009年に誕生から2018年現在までずっと右肩上がりで価格を上昇させています。
仮想通貨の価格変動に左右されないためには、短期的な投資ではなく長期的な投資を心掛けましょう!
→長期的にみると仮想通貨(ビットコイン)は右肩上がりで成長している
仮想通貨の詐欺がある?
仮想通貨は国内外問わず、普及し始めています。
飲食店・美容院・ネットショッピングなど、世界各地で仮想通貨を利用できる場所は広まっています。
仮想通貨の知名度・人気度が上がるについれて、仮想通貨の詐欺も増えました。
詐欺の疑いがある通貨が存在する
仮想通貨は2018年2月19日現在、Cryptocurrency Market Capitalizationsで確認すると1500個以上も存在します。
ですが、全てが仮想通貨として機能しているわけではありません。
仮想通貨の中にはネズミ講のようなシステムをとっているものや、ほとんど取引がなく価値が無いものもあります。
仮想通貨は売買や運用がされてこそ、仮想通貨としての機能を果たします。
仮想通貨の中には取引量が少なく消滅してしまう通貨もあるので、投資する仮想通貨には注意しましょう。
仮想通貨の詐欺に合わない方法!
仮想通貨の詐欺に合わないために、仮想通貨交換業者として国に登録されている仮想通貨取引所で取引することをお勧めします。
国に登録されている仮想通貨取引所で取り扱っている仮想通貨は「詐欺ではない」ことが保証されています。
仮想通貨をはじめる場合は国内取引所である「bitFlyer・Zaif・DMM.Bitcoin」の利用しましょう。
「bitFlyer・Zaif・DMM.Bitcoin」は登録・口座開設が無料ですよ!
→仮想通貨の運用をはじめるときは詐欺に騙されないために国内の取引所を利用しよう
仮想通貨の投資・売買は危険?
仮想通貨は投資の一面もあるため売買にはリスクも伴います。
ですが、仮想通貨の知識を得て運用すればリスクは軽減されますよ。
仮想通貨は大損する可能性が低い
仮想通貨の取引は数百円・数千円からはじめることができます。
1000円分だけのビットコインを購入することもできます。
1000円が2000円になるだけでも嬉しいですよね。
少額投資ではじめる仮想通貨は、大損はしませんよ。
もちろん、数千万・数百万の仮想通貨の運用をはじめれば仮想通貨大損するリスクも生まれてきます。
まずは、仮想通貨の運用に慣れるために数百円・数千円の投資をはじめてみるといいでしょう!
仮想通貨の取引は、まずは国内の取引所で
仮想通貨の取引をこれから始める方にお勧めのなのは国内の取引所で売買することです。
国内の取引所で取り扱っている仮想通貨は詐欺の疑いのある通貨はありません。
国内の取引所で仮想通貨の売買になれたら海外の仮想通貨取引所にチャレンジしてもいいでしょう。
国内では取り扱っていない仮想通貨でも今後、大きく飛躍する仮想通貨はたくさんあります。
仮想通貨の取り扱いが多く、操作が簡単な「BINANCE(バイナンス)」がお勧めですよ!
まとめ
仮想通貨は、仮想通貨自体に価値があるといわれていまうが投資の側面があるため「リスク」は存在します。
仮想通貨の投資としのリスクをしっかりと踏まえた上で、仮想通貨を運用しましょう。
「仮想通貨だから危険!」ではありません。
仮想通貨は投資です。
投資にはリスクもあり、リターンもあります。
リスクを最小限にするためにも、まずは国内の取引所に登録して数千円・数百円の投資をはじめてみましょう!