仮想通貨の運用では「仮想通貨の時価総額」を知ることが重要です。
時価総額を知ることで、仮想通貨の価格変動を把握することができますよ!
逆に、仮想通貨の時価総額を知らずに運用することはかなり危険な行為です。
仮想通貨の時価総額を知らないということは「仮想通貨の市場を理解できていない」ということです。
仮想通貨の時価総額がどういったものか、時価総額が一目で確認できるサイト、時価総額を知るべき理由などをご説明しましょう!
目次
仮想通貨の時価総額とは?
「時価総額」という言葉は元々、株式投資の際によく使われている言葉です。
つまり「投資の用語」の1つと考えてください。
仮想通貨は仮想通貨自体に価値があるものですが、投資でもあるため投資用語を用います。
では、「仮想通貨の時価総額」とはどういったものかみていきましょう。
仮想通貨の市場評価・経済的価値をあらわす
時価総額の時価は「その市場の24時間の価格したもの」、総額は「過去の価値を合計したもの」です。
つまり、時価総額とは該当銘柄の市場評価や経済的価値をあらわしています。
仮想通貨の時価総額は簡単にいうと「仮想通貨市場を占めている割合」であると考えていいでしょう。
仮想通貨の時価総額ランキングをのトップから順に仮想通貨の市場を占めている割合が大きいということです。
時価総額の計算方法
仮想通貨の時価総額は簡単に計算することができます。
「仮想通貨1枚の価格x仮想通貨の発行量=その仮想通貨の時価総額」になります。
仮想通貨の時価総額は簡単に計算することができますが、仮想通貨の時価総額を比較する時に全て計算していては大変ですよね。
仮想通貨の時価総額を比較する時は「仮想通貨時価総額ランキングサイト」を利用しましょう。
仮想通貨時価総額ランキングサイトは、仮想通貨の時価総額を計算し、ランキング化してくれているサイトです。
時価総額をチェックできるサイト
①CryptoCurrency Market Capitalizations
仮想通貨時価総額ランキングで最も人気が高いものは「CryptoCurrency Market Capitalizations」です。
通称「Market Cap」とも呼ばれています。
Market Capにはいくつかの種類が存在します。
Market Capをみると仮想通貨は2018年2月18日現在1545個もありますよ!
2017年秋に確認したときは1200個代だったので、約5か月で300個もの新たな仮想通貨が生まれたことがわかります。
時価総額ランキングサイトをみることで、仮想通貨市場の活発さがわかりますね。
時価総額ランキングサイトMarket Cap(仮想通貨の右側に簡単なチャートがでるもの)
時価総額ランキングサイトMarket Cap(%で1時間・24時間・1週間の価格変動がわかるもの)
②CoinCap
仮想通貨の時価総額ランキングの中でも特に「リアルタイムな情報」を手に入れる際に「CoinCap」は最適です。
CoinCapは時価総額を自動更新してくれるため、常に仮想通貨のリアルタイムな時価総額・価格を把握することができます。
仮想通貨の運用において「リアルタイム」の情報は欠かせません。
サイト自体もシンプルで、緑で統一されており見やすい作りになっています。
ちなみに、アプリもリリースされていますよ。
アプリも自動更新で仮想通貨の時価総額を確認できるのでオススメですよ!
③CoinGecko
CoinGeckoはサイト自体を日本語表記にすることができます。
また、仮想通貨時価総額ランキング以外にもICOの銘柄についての情報もあり「開始・終了の日数」の明記がありますよ。
もちろん、「円」以外の法定通貨でも仮想通貨の時価総額を表示することができます!
現在の仮想通貨の時価総額は?
ビットコインは仮想通貨の代名詞ともいえる通貨です。
仮想通貨時価総額ランキングでも、もちろん、ビットコインは第1位です。
つまり、仮想通貨市場で占める割合が第1位ということ。
では、2位以降の順位はどうなっているのでしょうか?
仮想通貨時価総額ランキングサイトを参考に、みていきましょう。
1位ビットコイン・2位イーサリアム
2018年2月18日の時価総額ランキングをご紹介します。
「1位ビットコイン・2位イーサリアム・3位リップル・4位ビットコインキャッシュ・5位ライトコイン」です。
時価総額4位・5位は入れ替わりが激しくなっていますが、1位から3位はほぼ順位は変わりません。
6位から10位はさらに順位の変動が激しくなります。
ですが、「1位ビットコイン・2位イーサリアム」の順位が変動することは、ほぼないと思っていいです。
それほど、ビットコイン・イーサリアムは仮想通貨市場の中で大きな割合を占めているからです。
特に1位のビットコインが2位以下になるときは「仮想通貨全体に何かがあった」か「ビットコインに重大な欠陥があった」ときになるでしょう。
ちなみに、時価総額1000位あたりの仮想通貨は発行量も少なくほぼ機能していない価値のない仮想通貨であるといえます。
仮想通貨の中には詐欺の疑いのある通貨も多くあるため、正しい情報をゲットして投資しましょう。
仮想通貨の運用に時価総額チェックが欠かせない2つの理由
時価総額を知らなければ「仮想通貨市場」の動きを理解することができません。
仮想通貨の時価総額は必ず定期的にチェックして、仮想通貨の運用に生かしましょう!
時価総額のチェックは、自分が投資している通貨の動きや人気がわかるため、みていて楽しい部分もありますよ。
マイニングの動きがわかる
仮想通貨の時価総額が変動する理由は「発行量」と「価格」です。
発行量は「マイニング」されることで変動します。
マイニングとは「仮想通貨の取引が正常であるかの確認作業を、ユーザーが手伝い、対価として仮想通貨の報酬を得ること」を指します。
仮想通貨にとって、マイニングは新たな通貨を生み出す唯一の方法です。
仮想通貨のマイニングが活発であれば発行量は増えて時価総額も高くなります。
そのため、時価総額によってマイニングの動きがわかるのです。
時価総額は価格変動を予想するときに重要
仮想通貨は、Market Capで確認すると1500個以上の種類があり、どの通貨に投資するか悩みますよね。
時価総額は仮想通貨市場に占める割合であるため、時価総額の順位はそのまま「仮想通貨の人気順」と考えていいでしょう。
また、時価総額が急激に上昇してきた仮想通貨は「発行量」「価格」が増加したことも読み取れます。
価格が上がるということは、その仮想通貨の需要が、供給を上回ったことを指します。
そのため、時価総額がいきなり上昇した仮想通貨は価格を大幅に上げる可能性があるといえるでしょう。
時価総額は仮想通貨の価格変動や投資する際の重要な判断材料になりますよ!
まとめ
仮想通貨の時価総額について詳しくご紹介しました!
仮想通貨の時価総額は、仮想通貨の価格変動やマイニングの動き・発行量と深く結びついています。
仮想通貨の運用を始める際は必ず、仮想通貨の時価総額ランキングサイトを利用して、定期的に時価総額をチェックするようにしましょう。
1日、2日で仮想通貨の時価総額は変動している場合があります。
6位から10位の変動は激しいので、特に注意してみておきましょう。
ビットコイン・イーサリアムといった時価総額上位の仮想通貨に投資したい場合は国内の仮想通貨取引所である「bitFlyer」「Zaif」「DMM.Bitcoin」がお勧めです。
仮想通貨取引所への登録・口座開設は完全無料。
仮想通貨時価総額ランキングサイトの閲覧ももちろん無料です。
仮想通貨は初期費用0円ではじめられる投資ですよ!